Q08. その他
1000シリーズ エピライトインキには、特製品として低粘度タイプのFC硬化剤の設定がありますので、これをお使い下さい。
(FC : Flat & Clear の意味)
FC硬化剤は、FCメジウム(透明性、レベリング性良好タイプ)用の硬化剤ですが、他の色にも使用できます。
尚、この製品は現在は受注後生産品となっていますので、ご注意下さい。
詳しくは、弊社営業部までお問い合わせ下さい。
スクリーンインキを刷毛塗り用の塗料として使うことができます。
次のような素材で実際にお使い頂いています。
素材 | 推薦インキ |
---|---|
塩ビシート | ビニールインキ |
ナイロン布 | 700シリーズ SPインキ |
アクリル・硬質ビニール | 100シリーズ スーパーグロス |
布看板 | 200シリーズ Qセットインキ |
木工品 | 600シリーズ VACカラー |
又スクリーンインキの代用ではない専用の「各種プラスチック用特殊コーティング剤」も製造しています。
詳しくは、弊社営業部までお問い合わせ下さい。
グラビアコーティングでは、基本的にはスクリーンインキの代用ではなく、専用のグラビアコーティング剤を使うことをお薦めします。
尚、弊社特製品に「各種プラスチック用特殊コーティング剤」があります。
また特例として、機能性スクリーンインキ(JELCON CH-8導電性インキ、他)が、実際にグラビアコートで使われたことがあります。
詳しくは弊社営業部までお問い合わせ下さい。
不滅インキとは、ゴムスタンプ用インキで、金属などに使用する蒸発乾燥タイプのインキのことです。
当社は、スクリーン印刷用インキの専門メーカーですので、不滅インキは扱っていません。
大豆油インキは、環境に優しいオフセット印刷用インキとして実用化されています。
しかしこのタイプのインキは浸透乾燥型(インキ中の油分が紙に浸透し固形分が紙の表面に残り乾燥する方式)であり、非吸収性のプラスチックが主な印刷対象物であるスクリーンインキには適用出来ません。
従ってスクリーンインキに大豆油インキはありませんし、当社でも扱っていません。
環境に優しいスクリーンインキとして、弊社ではUVインキレイキュアーシリーズをお勧めしています。
ブラックライト(ブラックランプ)は、COLOSER-BLインキを使った印刷物を発色させるために使う紫外線ランプです。
高圧水銀ランプの発する長波長紫外線(365nm近辺)を利用し、フィルタ-によって320nm以下の眼に有害な紫外線および400nm以上の可視光線をカットしてあります。
ブラックライトは紫外線ランプではありますが、UVインキを硬化することは出来ません。
UVインキの硬化には、1W/c程度の紫外線ピーク強度が必要です。
しかしブラックライトの紫外線強度は1000〜10000µW/c(0.001〜0.01W/c)程度であり、UVインキの硬化に必要な紫外線強度の100分の1以下でしかありません。
UVインキ(及びその他のスクリーンインキ)は、廃棄物となったときには産業廃棄物の「廃油」に分類され、廃棄するには専門の処理業者に委託する必要があります。
ご指摘のあった方法でインキを固めることが出来るかどうかは不明です。
もしも固めることが出来た場合、固めたインキは産業廃棄物の「廃プラスチック類」になります。
この場合でも、廃棄に際しては廃油の場合と同様に専門の処理業者に委託して廃棄して下さい。
一般廃棄物として市町村のごみ回収に出すと違反行為になると思われますので、ご注意下さい。
9000シリーズ PETインキ及び9100PLシリーズ PETインキは、未処理PETフィルム用として一番実績のあるインキです。
弊社では未処理PETフィルム用インキとしてPETインキの他に、輸出用で安価なエスターGインキをラインナップしています。
但し、このインキは輸出用のため在庫を常備していません。
詳しくは、弊社営業部までお問い合わせ下さい。
「海外に工場を設立したので、これまで国内で入手していた十条インキを今後は海外でも使いたい。」
とのお問い合わせを頂くことが多くあります。
弊社は、海外では現地の販売代理店及び弊社海外工場を通じて販売を行っています。
詳しくは、直接現地の販売代理店、弊社海外工場へお問い合わせ下さい。
又は弊社営業部へお問い合わせ下さい。
尚、国内向けに販売しているインキを全て海外にも輸出しているわけではありません。
国内専用のインキ、また逆に輸出専用のインキがありますので、ご注意下さい。
(輸出専用インキを含む海外向けインキについては英語のインキ一覧表又は中国語のインキ一覧表をご参照下さい。)
技術資料「プラスチックの見分け方」をご参照下さい。
技術資料「ポリオレフィン材の表面処理」をご参照下さい。