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私たちが提供している多種多様な製品が、お客様のものづくりのシーンで、
よりその真価を発揮できるように、
私たちがこれまで培ってきた実績に基づく様々な情報を発信していきます。
材質や技術の進化に伴い、私たちの製品も進化と発展を続けてきました。
これまでの歩みのなかで得た知見やデータは、きっと皆さまのお役に立てるものでしょう。

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Q03. 機能性インキ・機能性色素

JELCON(機能性インキ)一覧表、及び技術資料「スクリーン印刷における機能性インキ」、「UVインキの機能性への応用」をご参照下さい。

JELCON CHV-200があります。

同インキは低温乾燥型のカーボンペーストインキで、高温乾燥が出来ない素材(特にPVC系)に対して、60℃数分の乾燥で低抵抗塗膜を得ることが出来るユニークなインキです。

(JELCON CHV-200は、2011年に廃止させて頂きました)

カーボンストレートの導電インキである JELCON CH-8は黒色ですが、JELCON SCH-2は銀とカーボンを混合したインキであるため、色は暗いアイボリー色です。

またJELCON SH-1は銀ストレートのインキで、色も明るいアイボリー色です。

(JELCON SCH-2, SH-1は、2003年に廃止させて頂きました)

JELCON-INシリーズは、ポリエステルフィルム用の一液性UV型絶縁インキ(IN)及び絶縁スペーサー(INS)です。

メンブレンスイッチ等の回路印刷に使用されています。

JELCON-INシリーズの代わりに使用できる可能性のあるインキとしては、未処理PETフィルム用の レイキュアーTUM 6400シリーズ があります。

ただし弊社ではこのような使い方をした場合の物性等の確認は行っていませんので、積極的にお薦めすることはできません。

お客様の責任で、確認試験を実施してください。

JELCON-VSシリーズ UVカットクリアーは、特殊な紫外線吸収剤により紫外線のカット率を高めた、一液常温乾燥型のオーバーコートクリアーです。

品種は、VS-10(340nm以下をカット、柔軟性が比較的良好) とVS-15(350nm以下をカット、VS-10より高硬度)の2品種を設定しています。原材料の紫外線吸収剤の価格が非常に高価であるため、JELCON-VSシリーズの価格も高いものになっています。

廉価品の設定はありませんが、性能が低下してもかまわないのであれば、UVカットクリアーにビニールSHメジウムを混合して使用するすることが出来ます。

蛍光インキの変褪色防止用として、VS10:SHメジウム = 3:7の比率で混合したクリアーで十分な効果が得られているケースがありますので、お試し下さい。
(この混合比率では、性能、価格ともにVS10の約1/3になります。)

JELCON SRVインキは接着剤として用いることが可能です。

印刷した後で対象物と張り合わせてから、熱硬化させて下さい。

(JELCON SRVは、2006年に廃止させて頂きました)

アンカーコートクリアーとして#7000 NSPメジウムを印刷して下さい。

これにより接着性が著しく向上します。

JELCON-USLシリーズはUV硬化型のすべり止めインキですが、バリエーションとしてすべり止め効果を持つ溶剤型インキ JELCON JSIメジウムがあります。

ポリカーボネート(PC)材、処理PETフィルムともにインキの接着性の良い素材であるため、剥離性がその他の素材に比べると低下しています。

この問題は素材に起因しているため、残念ながら万能的な対策方法はありません。

スクリーン印刷が出来る接着剤には、溶剤型、水性型、UV型の各製品があります。

当社製品としては UV型粘着剤 RAYTACK-10N溶剤型ホットメルト接着剤 AD-HM6 などがあります

水性型は製造していません。

COLOSER BL以外では、蛍光インキもブラックランプを照射すると発色します。

ただし蛍光インキは可視光の元でも鮮明な発色をします。

通常は無色でブラックランプを照射したときだけに発色するインキは、COLOSER BL しかありません。

またCOLOSER BLは耐候性の優れたインキですが、蛍光インキは耐候性が劣りますのでご注意下さい。

以上、用途によって使い分けて下さい。

COLOSER BLの印刷皮膜はブラックライトを照射しないと無色ですが、完全な透明ではありません。
若干の濁りがあります。

従って透明なフィルムに印刷したときには印刷されている部分がわかります。

ELは、Electro Luminescence の略で、電気によってルミネッセンス(冷光:白熱によらない発光)現象を起こすことをいいます。

ELインキは電気を通すことにより発光するインキです。

この種のインキを当社では製造していませんが、他社製品の販売を行っています。

ELインキ及びこれと組み合わせて使用する導電インキ、絶縁インキ等については、技術資料(最近のスクリーンインキ―表面加飾への応用―)をご参照下さい。

更に詳しい情報が必要なお客様は弊社営業部までお問い合わせください。

当社は発泡インキの製造を行っておりませんが、他社製品の販売を行っています。

詳しくは弊社営業部までお問い合わせください。

抗菌インキは、溶剤型及びUV型インキの特製品として、製造することが可能です。

詳しくは、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

一般に香料インキと呼ばれているのは、マイクロカプセル化した香料を使ったインキです。

この種のインキは、爪などでこすったときにマイクロカプセルが壊れて香りが発生します。

残念ながら当社では扱っておりません。

直接インキに香料を添加したインキは以前扱っていましたが、その後廃止しました。

温度によって色が変わるインキは、COLOSER-THM(水性感熱型インキ)、COLOSER-LC(水性感熱型液晶インキ)などを以前販売していましたが、その後廃止させて頂きました。

またこれ以外に、COLOSER-PHO(太陽光発色インキ)も以前販売していましたが廃止になっています。

これら廃止となったインキを大量にご使用いただける場合には、特製品として製造することが可能です。

詳しくは、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

パール顔料の粒径は、ファインが 5〜25µm、ミディアムが10〜60µmです。

その他のゴールド、赤、ブルーの各色はミディアムと同等です。

COLOSER BLインキが、偽造防止用途に使われた実績があります。

インフォメーションをご参照の上、貴社の使用目的に合致するものかどうかご検討下さい。

マイナスイオンを発生するスクリーンインキは以前に開発したことがあります。

詳しくは弊社営業部までお問い合わせ下さい。

UVインキ(厚盛メジウム)を利用してレンズ効果のある印刷を行うことが可能ですが、特許が成立しています(ミラクルビジョン)。

詳しくは弊社営業部までお問い合わせ下さい。

JELCON MSシリーズ 水性マスキングインキには、MS-03B(ブルー)、MS-03C(クリアー)、MS-03R(茶色)の3色があります。茶色が最も隠蔽性の良好な色ですので、お試し下さい。

JELCON MSシリーズは比較的耐溶剤性に優れた皮膜を形成しますが、アルコール系やグリコールエーテル系の溶剤には溶解します。

耐溶剤性の優れたマスキングインキとしては、UV硬化タイプの JELCON RIPシリーズ マスキングインキをお勧めします。