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さがす

私たちが提供している製品は、
乾燥方法や成分といったインキ自体の性質、インキが表現する質感や色、絶縁や導電といった特殊機能などの違いにより、
その種類は膨大な数に上ります。
印刷を施す材質や用途によっても、適したインキは異なります。
お客様が本当に求めるたった一つのインキはどれでしょうか。
様々な切り口でお探しします。

さがす

私たちが提供している製品は、
乾燥方法や成分といったインキ自体の性質、インキが表現する質感や色、絶縁や導電といった特殊機能などの違いにより、
その種類は膨大な数に上ります。
印刷を施す材質や用途によっても、適したインキは異なります。
お客様が本当に求めるたった一つのインキはどれでしょうか。
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スクリーンインキ
反応型インキ

FMインキ 3100シリーズ

低温硬化性の二液反応型インキです。
高温乾燥のできない汎用プラスチックやフィルムの印刷に使用でき、
後加工性や皮膜物性において耐熱性、耐溶剤性等の高物性が要求される用途に適しています。

製品の特長

  • 広範囲の素材に接着します。
  • 70~80℃の低温で硬化します。
  • 耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性が優れています。
  • 可使時間が長く、機上安定性に優れ、作業性が良好です。

使用条件

希釈溶剤PC溶剤
(標準、遅乾、リターダー
インキ100部に対して10~30部
添加剤[1]FM硬化剤
インキ100部に対して10~15部
付属品FM硬化剤(100g 金属缶)
硬化促進剤JA-E111(50g 金属缶)
刷版写真版
版の洗浄ビニール洗用溶剤
可使時間[2]約8時間(常温)
指触乾燥条件約10~30分(常温)
硬化乾燥条件70℃30分[3]
80℃20分[3]
完全硬化条件約4~6日程度(常温)
  1. インキの耐熱性、耐溶剤性を向上させたい場合は、JA-E111を2~4%添加してください。
  2. 硬化促進剤JA-E111を添加した場合、可使時間は以下のとおりです。
    • 約6時間(添加量 2%)
    • 約4時間(添加量 4%)
  3. これ以下の温度でも硬化しますが乾燥時間は長くなります。

使用上の注意

  • 硬化剤、及び硬化促進剤は、湿気と反応して硬化する為、容器は常に蓋をして下さい。
    保管の際には、密栓して冷暗所に保管して下さい。
  • 可使時間が過ぎても30~40時間は流動性があり印刷が可能ですが、皮膜物性が低下しますので使用は避けて下さい。

試験データ(環境・物性・耐候性・性能 など)

条件
インキFMインキ3101白
FMインキ3108赤
FMインキ3190黒
硬化剤各々に10%添加
希釈PC標準溶剤
刷版250メッシュ
基材125µm処理PETフィルム
(東山フィルム(株)製HK-31WF)
印刷赤→黒→白の順番
3層の重ね刷り
乾燥工程乾燥80℃ 10分間
最終乾燥 80℃ 20分間
乾燥後室温で1日放置
結果
試験項目試験方法試験結果
接着性クロスカットセロテープ剥離試験100/100 剥離なし
硬度鉛筆硬度試験2H
耐衝撃性デュポン式衝撃試験機
∮1/2in/500g/30cm
割れ、剥離なし
耐打抜性パンチングによる切断割れ、剥離なし
耐熱性80℃ 24時間異状なし
耐寒性-40℃ 24時間異状なし
耐水性40℃の温水中に24時間異状なし
耐湿性60℃ 95%RH 96時間異状なし
ヒートサイクル80℃ -30℃ 各2時間
上記を10サイクル
異状なし
耐溶剤性
溶剤で指圧(約500g)によるラビングテスト
エチルアルコール
100回
異状なし
トルエン
50回
異状なし
レギュラーガソリン
100回
異状なし
MIBK
20回
異状なし
酢酸エチル
5回
異状なし
耐酸性H2SO45%水溶液
24時間浸漬
異状なし
耐アルカリ性NaOH 5%水溶液
24時間浸漬
異状なし
耐薬品性
薬品原液に24時間浸漬
塩素系漂白剤(キッチンハイター)異状なし
酸素系漂白剤(ワイドハイター)異状なし
洗濯洗剤(ボーナス)異状なし
中性洗剤(ママレモン)異状なし
家具用洗剤(マジックリン)異状なし
ハンドクリーム(ニベア)異状なし
耐候性一覧
等級色名
63102黄
3103青黄
3118紅
3185群青
73100メジウム
3101白
3108赤
7-83106金赤
3113青黄
3114黄
3116ピンク
3125紫
3128オレンジ
83145濃藍
3146藍
3175グリーン
3187群青
3190黒
  • インキをメジウムや白インキで薄めて印刷すると、原色の場合よりも耐候性が大幅に低下します。

製品の用途・機能

一般印刷

インキタイプ

二液反応型

製品の特性

後加工性
印刷作業性
機上安定性
接着性
低温硬化性

製品の耐性

耐熱性
耐薬品性
耐溶剤性

推奨被印刷物

材質
ビニール
硬質ビニール[PVC]
硬質PVC家電
硬質PVC銘板
一般プラスチック
アクリル[PMMA]
アクリロニトリルブタジエンスチレン[ABS]
プラスチック
汎用プラスチック
汎用プラスチック銘板
ポリカーボネート[PC]
PC家電
PC銘板
ポリエステル系
処理ポリエチレンテレフタラート[PET]
処理PETフィルム
最終製品
家電
銘板
後加工・二次加工
インサート成形
インモールド成形

仕上り・質感・見た目の効果

仕上り
グロス

カラー・グレード

標準色(一般色)
00メジウム
01白
02黄
03青黄
08赤
16ピンク
25紫
28オレンジ
45濃藍
46藍
75グリーン
85群青
標準色(耐候色)
06金赤
13青黄
14黄
18紅
87群青

注意事項

  • ご使用に際しての安全上の注意事項に関しては、製品の安全データシート(SDS)をご参照下さい。
  • 当インフォメーションに記載されている内容は予告無しに変更・改訂する場合があります。
  • この特性データは、弊社の実施した評価結果に基づくもので、お客さまのご使用時の製品特性を保証するものではありません。
  • 使用の際は、実際に使用される装置及び被着材での評価結果に基づき、条件を十分ご検討の上、ご使用下さい。