スクリーンインキ
添加剤
その他インキ用
JA-940 硬化剤
2液反応型インキの硬化剤、蒸発乾燥型インキの接着性、塗膜物性向上剤です。
製品の特長
- 柔軟性が最も良好で標準タイプのJA-950よりも柔軟性のよい皮膜を作ります。
- 柔軟素材への接着性付与、皮膜物性(耐溶剤性等)の向上用途。
- 変成ポリイソシアネート樹脂・遅硬化・無黄変タイプ。
- 柔軟性が最も良好なタイプの硬化剤です。
- 無黄変タイプの為、印刷物を屋外に出しても問題ありません。
- JA-950と同様に反応性が低く、可使時間が長くなります。
使用条件
- 指定の希釈溶剤を加え、良く撹拌してから印刷します。
- 各インキのインフォメーションを参照し、確認試験を行ってから使用してください。
添加量 | 10~30% |
---|---|
標準添加量 | 15% |
可使時間(未開封時) | 製造後1年 |
可使時間(開封後)[1] | 12時間以内(20℃) |
4~8時間(25℃) | |
標準硬化時間[2] | 5~7日(25℃) |
120分(80℃) | |
60分(100℃) | |
30分(120℃) |
- 硬化剤は湿気により単独でも硬化します。
開封後は、その日の内に使いきるようにして下さい。
可使時間を過ぎてもしばらくは、インキは流動性があり印刷する事が可能です。
しかし、硬化皮膜の物性や光沢は低下していますので、可使時間を過ぎたインキの使用は避けて下さい。 - 反応性が低い為、なるべく加熱硬化を行って下さい。
硬化温度が高いほど皮膜物性は向上します。
短時間でインキを硬化させたい時は、硬化促進剤JA-E11をインキと硬化剤の混合物に対し1~2%加えて下さい。
これにより硬化時間は、2/3~1/2に短縮出来ます。
(ただし可使時間も短くなります)
使用上の注意
- JA-940は、柔軟性が良好なタイプです。
この為硬化皮膜の硬度や耐溶剤性等の物性面では、JA-950よりも性能が劣ります。
製品の用途・機能
-
添加剤用途硬化性促進接着性向上物性向上
インキタイプ
-
蒸発乾燥型二液反応型
製品の特性
-
硬化性柔軟性接着性
製品の耐性
-
耐溶剤性
注意事項
- ご使用に際しての安全上の注意事項に関しては、製品の安全データシート(SDS)をご参照下さい。
- 当インフォメーションに記載されている内容は予告無しに変更・改訂する場合があります。
- この特性データは、弊社の実施した評価結果に基づくもので、お客さまのご使用時の製品特性を保証するものではありません。
- 使用の際は、実際に使用される装置及び被着材での評価結果に基づき、条件を十分ご検討の上、ご使用下さい。
製品セレクター
お求めの機能や印刷物の種類、材質など、製品を探す上でポイントとなる単語を入力してください。
いただいた条件にマッチする製品をご案内します。
詳細条件検索では、プルダウンメニューでお探しの条件を選択し、探すことができます。