可視光
電磁波のうち、400nm(ナノメーター,1nmは100万分の1ミリ)から700nmの波長域のものを指す。
人間の眼に色を感じさせるものである。
赤外線は可視光の赤の端、 770nmから0.4mmまで可視光ととなり合った長波長域のものである。
紫外線は可視光の紫の端、380nmから10nmまで可視光ととなり合った短波長域のものである。
可視光の最も一般的なものは太陽光に含まれるものであり、虹の現象、あるいはプリズムでの太陽光の分解などから太陽光には赤色から紫色にかけての色光が含まれている事が分かる。
この事は400nmから700nmにかけての色々の波長の色光が混じると白色光になることを示している。 400nmから700nmの可視光の波長による色の差は、下表の通りである。
波長(nm) | 色光 | 光の3原色 |
---|---|---|
400〜450 | 紫色光 | 青紫色光(B) |
450〜500 | 青色光 | 青紫色光(B) |
500〜570 | 緑色光 | 緑色光(G) |
570〜590 | 黄色光 | 緑色光(G) |
590〜610 | 橙色光 | 赤色光(R) |
610〜700 | 赤色光 | 赤色光(R) |