紛争鉱物規制
中央アフリカの政情不安定地帯で産出されて、IT・通信・医療機器などに使われるタンタル、スズ、タングステン、金などの採掘・販売は、特に携帯電話などのIT機器が小型化、一般化するに従って需要を伸ばし、コンゴ民主共和国などにおいて紛争地帯武装勢力の資金源となったり、絶滅のおそれのあるマウンテンゴリラの生態系を破壊したりして、国際的に問題になっている。
これらの鉱物を含む製品を提供する企業は、サプライチェーンをさかのぼってその鉱物がコンゴ民主共和国およびその近辺から産出されたかどうかを報告する義務を負うことになる。