「J-FLEX TMインキ」のご紹介
J-FLEX TMインキは、薄膜型のテキスタイル用ラバータイプ(プラスチゾル)インキです。
印刷仕上がりは、風合いの良いソフトなマット仕上がりとなります。
特にハーフトーン色の再現性に特長があります。
一般にTシャツやトレーナー等の綿製品の印刷には、水性インキ(薄膜型)及びプラスチゾルインキ(厚膜型)が使用されています。
J-FLEX TMインキは、この水性インキの代わりに使用出来る高性能インキとして開発しました。
印刷仕上がりは水性インキに近い薄膜のマット仕上がりになります。
現状の水性インキには「版の目詰まりが発生しやすく、高メッシュの版で細かい印刷をすることが難しい」という問題点があります。
一方J-FLEX TMインキは、版の上で乾燥・硬化する事がありませんので、版の目詰まりが全く発生しません。
200〜280メッシュ程度の高メッシュ版を使って、細かい図柄を印刷する事が出来ます。
特にハーフトーン色の原稿再現性が優れているのが一番の特長です。
これにより現状の水性インキでは不可能な印刷表現が可能になっています。
又現状のプラスチゾルインキは、高温(約160℃)で焼き付ける必要があるため、生地の変色が常に問題になります。
一方J-FLEX TMインキは、低温(130〜140℃)で硬化するタイプのインキのため、生地の変色の心配がありません。
更に適度なインキ粘度と流動性(チキソ性)を持つように設計してありますので、印刷作業性が良好で重ね刷りをしたときにもハジキが出ません。
注)J-FLEX TMインキは、2002年に廃止させて頂きました。