CD、CD-R、DVD用UVインキ
現在、CD(音楽用CD及びコンピュータ用CD-ROM)のレーベル印刷には主にUVインキが使用されており、当社はこのCD用UVインキを大量に製造販売しています。
またCD-R(1回だけ書き込み可能なCD)、CD-RW(何回でも書き込み可能なCD)、及びDVD(次世代型CD、情報量4.7GB以上)などのこれから販売が本格化するメディア用のインキの開発もすでに終わっています。
ここではこれらのハイテクインキをご紹介させて頂きます。
- CD用UVインキ
- 商品名
- CDV-Sインキ(輸出専用製品、国内販売していません)
- CDV-Sインキ(輸出専用製品、国内販売していません)
- 特長“
- CDV-Sインキ”は、特に高速印刷に適したインキで、硬化性・経済性が優れています。
- 色相が鮮明で、光沢も優れています。
- またCD用として要求される性能を高水準で満足しています。
- 更に、オフセット印刷適性に優れた高隠蔽力の白インキ“UP白”も用意しています。
- ”CDV-Sインキ”は、高性能でかつ低価格であることが評価され、最近出荷量が急増しています。
- 商品名
- CD-R、CD-RW用UVインキ
- 商品名
- RCDインキ (輸出専用製品、国内販売していません)
- RCDインキ (輸出専用製品、国内販売していません)
- 特長
- CD-R、CD-RWは、主にコンピュータのデータ保存用に使われる書き込みが可能なメディアです。
- これらが一般のCDやCD-ROMと違う点は、エンドユーザーが盤の表面にタイトルや内容のメモを、筆記具やインキジェットプリンターで印字するという点です。
- ”RCDメジウム”はこの印字適性に優れたインキです。
- このインキの印刷面に水性や油性の筆記具、またはインキジェットプリンターで印字した場合には、印字後のにじみ等がなく乾燥が速いという特長を持っています。
- なおこのインキはクリアーのみの設定で、一般色は“CDV-Sインキ”を使用します。
- 商品名
- DVD用UVインキ
- 商品名
- DVDインキ(2000年に改良品のVIDインキを発売済み)
- 特長
- DVDは、従来の1/2の厚さ(0.6mm)のCD盤を2枚貼り合わせた構造になっており、情報量がCDの約7倍の4.7GBまたはそれ以上に増大しています。
- そのためDVD盤は従来のCD盤よりもさらに歪精度が要求されます。
- 従来のCD用インキをDVDに印刷すると硬化収縮が大きくなり、規定以内の歪みに納まりません。
- “DVDインキ”は硬化収縮の非常に少ないインキでありDVD用として優れた適性を持っています。
- 商品名
なお“DVDインキ”を従来のCD盤に印刷することは全く問題がありませんので、CDとDVDの両方を印刷する工場においても、インキは“DVDインキ”1種類だけで対応できます。
十條化工は、これら“CD、CD-R、DVD用UVインキ”の技術では世界の最先端にいると自負しており、今後も積極的な研究開発を続けてまいります。
各インキの詳細につきましては、個別のインフォメーションをご参照下さい。