「J-FLEXインキ」のご紹介
J-FLEXインキは、テキスタイル用ラバータイプ(プラスチゾル)インキで「薄膜型のTMシリーズ」と「厚膜型のHGシリーズ」の2種類があります。
(HGシリーズは1997年4月に、又TMシリーズは2002年9月に廃止させて頂きました。)
- J-FLEXインキ TMシリーズ (廃止)
- 一般にTシャツやトレーナー等の綿製品の印刷には、水性インキ(薄膜型)及びプラスチゾルインキ(厚膜型)が使用されています。
- J-FLEX TMシリーズは、この水性インキの代わりに使用出来るインキとして開発しました。
- 印刷仕上がりは、水性インキに近い薄膜のマット仕上がりになります。
- 現状の水性インキは「版の目詰まりが発生しやすく、高メッシュの版で細かい印刷をすることが難しい」という問題点があります。
- 一方J-FLEX TMシリーズは、版の上で乾燥・硬化する事がありませんので、版の目詰まりが起こりません。
- 200〜280メッシュ程度の高メッシュ版を使用し、細かい図柄を印刷する事が出来ます。
- 又現状のプラスチゾルインキは、高温(約160℃)で焼き付ける必要があるため、生地が変色する事があります。
- 一方J-FLEX TMシリーズは、低温(約140℃)で硬化しますので、生地の変色がありません。
- 更にインキ粘度を低く設計してありますので、印刷作業性が良好で、重ね刷りをしたときにもハジキが出ません。
- J-FLEXインキ HGシリーズ (廃止)
- J-FLEX HGシリーズは、従来のラバータイプ(プラスチゾル)インキと同様の仕上がりとなる厚膜型のインキです。
- 60〜120メッシュの低メッシュ版を使用する事により、従来型インキと同様の高濃度・高隠蔽性の光沢仕上がりとなります。
- J-FLEX HGシリーズも、TMシリーズと同様に版の上で乾燥・硬化する事がありませんので、版の目詰まりが起こりません。
- 又一番の特長は、他社製インキよりも低温(約140℃)で硬化する事です。
- このため、生地の変色がありません。